井筒屋(本店、北九州市)は17日、セントシティ北九州に入居する「コレット井筒屋」の改装計画の全容を明らかにした。小倉都心地区来街者アンケート調査で一番人気だったロフトが3月11日に開店するほか、東映会館跡地のキャピタルタワーへの出店計画があったスペインのザラ(ZARA)が5月下旬に開店する。
コレット井筒屋は小倉伊勢丹が目指した「コンテンポラリーでカジュアルなライフスタイルの提案」路線を踏襲するが、店づくりは北九州寄りだ。伊勢丹は自らのビジネスモデルを過信して北九州の消費者が望まない「東京」を押し付けてきたが、井筒屋は市民の片思いだったブランドを中心に引っ張ってきた。
今回の改装計画は市民の期待に沿った内容であり、大いに歓迎されそうだ。ただ、景況悪化が深刻なことに加えて、少なくない市民が小倉伊勢丹を継承した井筒屋によい印象を持っておらず、順風満帆の出航となるかは分からない。コレット店の魅力が増せば、百貨店の品格を損ねる専門店街アイムの存在も気にかかる。
2009年春に新規導入するブランドは32で、九州初などの初物は以下の通り。井筒屋はロフトと無印良品が開店する3月11日を改装の区切りとし、全館あげてのイベントを開催する。