門司港レトロ倶楽部が門司港の主要な通りや広場に愛称をつける選定作業を進めている。地域の歴史的な背景や特徴などの調査を踏まえ、地元まちづくり団体や地域住民との会合を重ねて、24の通りと9の広場について愛称の候補を決めた。
たとえば、門司港駅前の国道198号が「桟橋通り」、旧大阪商船前のL字路が「旧大阪商船通り」、旧門司税関前のL字路が「レトロ中央通り」、国際友好記念図書館前の広場が「大連友好広場」といった具合だ。穏健な愛称ばかりで面白みに欠けるが、愛称があれば道案内は段違いにやりやすくなる。
人間生活は道路を中心に動いているのに、日本では名無しの道路が縦横に走る。道路を示すのに「みずほ銀行横から旧サティへ抜ける道」などといちいち説明しなければならないが、愛称がつけば「新町通り」と言えば済む。将来は全市的に広げたい試みだ。
門司港レトロ倶楽部は愛称の候補を一般公開し、市民の意見を募っている。締切は2009年3月10日。市民の反響を見て改めて会合を開き、愛称を正式決定する。その後、地図への掲載や、標識の設置などを進めてゆく予定という。