北九州市は30日、昨年12月に募集した門司港レトロ観光列車(門司港―和布刈、2.1キロ)の命名権の販売先などを決定した。契約期間は2009年4月1日~2012年3月31日までの3年間。北九州市が命名権を販売するのはこれが初めて。
門司港レトロ観光線の販売先は、北九州を下関と同等の本拠地と位置づける山口銀行。愛称は「やまぎんレトロライン」で、販売額は294万円。山口銀行は北九州市が門司港レトロ事業を始めた当初も、すぐさま門司支店を補修するなど協力を惜しまなかったが、今回も地域貢献の一環とみられる。
沿線の駅名はJR九州、出光佐三記念美術館、まんねん亀がそれぞれ命名権を取得した。販売額は順に52.5万円、52.5万円、21万円。駅名は順に「九州鉄道記念館駅」、「出光美術館駅」、「ノーフォーク広場(日本料理「ら・むゑっと」入口)駅」。終点の「関門海峡めかり駅」は申し込みがなく、市が名づけた。


やまぎんレトロラインは2009年4月26日の運行開始を予定する。運行期間は冬季を除く3月中旬から11月下旬。運行時間は10時~17時。運行本数は1日14往復(30分毎)。所要時間は片道約10分。運行車両は定員100名のトロッコ列車「潮風号」。平成筑豊鉄道(本社、福智町)が運行を受託する。