関門通信

広告

主要

かんもん景気ウォッチャー調査、6期連続で最悪

西中国信用金庫(本店、下関市)は17日、第17回かんもん景気ウォッチャー調査(2008年12月)の結果を公表した。

3ヶ月前と比較する現状判断DI(9月→12月)は20.8で、前回調査より8.4点低下して、2004年10月の調査開始以来6期連続で最悪を更新した。内閣府による11月の全国調査結果は21.0。「かんもん」の景況悪化は全国より1ヶ月ほど遅行している。

「売上高前年比のマイナス傾向が続き、冷え込んだ消費者マインドは改善する兆候が感じられない」(大型小売店)。「景気後退に加え、飲酒運転撲滅運動の効果もあって、夜間の人通りが減ったうえに早く帰る客ばかりが目立っている」(スナック経営者)。

3ヵ月後と比較する「先行き判断DI」(12月→3月)は24.2で、前回調査より10.8点低下して、7期連続で最悪を更新しそうだ。10.8点という下落幅も過去最大。内閣府による11月の全国調査結果は24.7。なお、先行き判断には期待値が含まれるため、現状判断よりも常に数値が高い傾向がある。

「お客さまの財布のひもが相当固くなっていることを示すように、各種セールなどのイベントに対する反応は、これまで経験したことがないほど厳しい」(大型商業施設)。

第17回かんもん景気ウォッチャー調査 ※西中国信用金庫の資料から引用

現在の景気の水準自体が良いのか悪いのかを示す11月の現状水準判断DIは、前回調査から6.6点低下して21.7となった。内閣府発表の11月の景気ウォッチャー調査(全国)は、現状水準判断DIが18.9。「不況」という言葉がふさわしい低水準だ。

2008年12月の日銀北九州支店短観は、北九州の景況感が9月のリーマン・ショック以降、急転直下でつるべ落としに落下したことを示した。景気ウォッチャー調査には先行性があり、関門の景況感悪化を2007年夏頃から予感していた。いまは悪い予感が現実のものとなり、先行きを過度に悲嘆している状態だろう。

かんもん景気ウォッチャー調査

最終消費を中心とした関門地域(下関市と北九州市の門司港地区)の景気動向を定期的に調べるもので、内閣府発表の景気ウォッチャー調査の地元版。判断DIは50を基準点として、上回れば「景気が良い」、下回れば「景気が悪い」ことを示す。

大企業・製造業中心の日銀短観が市民感覚からかけ離れているのに対し、市民の肌感覚に近い街角の景況感を表す。調査対象は物販、飲食、観光、タクシー、商工業団体などに勤務の30人。

広告

管理

関門通信は参加型のニュースサイトです。だれでも自由に記事を投稿できます。
Nucleus CMS v3.24 | ©2009 Kanmon Tûsin. Morrie & Co. All rights reserved.