関門通信

広告

主要

済州航空、仁川―北九州線の定期便を開設

北九州市は10日、韓国の新規航空会社・済州(チェジュ)航空が仁川国際空港と北九州空港を結ぶ国際定期路線を開設すると発表した。済州航空は2008年7月から仁川―北九州線で連続チャーターを実施し、十分な需要が見込めると判断、韓国政府に対して定期路線の開設を申請した。今後、日本でも当局に対して路線開設を申請する。

済州航空は愛敬グループと済州道が出資し、2005年1月25日に設立された三セクの新規航空会社だ。国内では済州―ソウル、済州―釜山、済州―清州線を運航しているが、韓国は国内が狭く航空網を広げる余地がないため、早い段階から国際展開を目指していた。今回、韓国の成田空港に相当する仁川を起点として、関空と北九州に乗り入れる。

北九州便の初就航は2009年3月20日。投入機材はボーイング737-800型機(189席)。運航は水・金・日曜の週3往復。平日便は、仁川9時30分発、北九州10時55分着、折り返しは北九州11時40分発、仁川13時05分着。日曜便は、仁川14時30分発、北九州15時55分着、折り返しは北九州16時40分発、仁川18時05分着。

済州航空の資料 ※済州航空の開示資料から引用

北九州と韓国を結ぶ航空の定期路線はこれが初めてだが、海運では失敗続きだ。今年は釜山―北九州航路の「モジ・ライン」が入港料や岸壁使用料などを踏み倒し、わずか2ヶ月の運航で休止している。運航者のシーアンド・クルーズが属するシーアンド・グループは、米国のサブプライム問題に端を発した金融危機により中核企業が経営破たんして、再開の可能性はほとんどない。

韓国経済は通貨ウォンが各国通貨に対して暴落するなど金融危機が深刻だ。日本円に対しては、昨年7月の高値から半値以下になった。通貨価値の激変は、韓国人客に依存するフェリーや高速船に大打撃を与える一方で、日本人客に依存する航空機には追い風になっている。しかし済州航空が今回発表した運航表は日本人客には使い勝手が悪く、速やかな改善が望まれる。

広告

管理

関門通信は参加型のニュースサイトです。だれでも自由に記事を投稿できます。
Nucleus CMS v3.24 | ©2009 Kanmon Tûsin. Morrie & Co. All rights reserved.