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かんもん景気ウォッチャー調査指数 過去最悪

西中国信用金庫(本店、下関市)は18日、第16回かんもん景気ウォッチャー調査(2008年8月)の結果を公表した。

3ヶ月前と比較する現状判断DI(2008年5月→8月)は29.2で、前回調査より4.0点低下して2004年10月の調査開始以来最悪を記録した。「ガソリン価格高騰を受けて郊外店舗のマイカー客が減少している」(飲食店関係)。「事業縮小、リストラ、原材料高という話題ばかりが聞かれる」(タクシー業界)。

3ヵ月後と比較する「先行き判断DI」(2008年8月→11月)は35.0で、前回調査より3.2点低下して調査開始以来最悪を予想する。「お客さまの財布のひもが相当固くなっており、値上げの秋の影響が心配される」(スーパー)。「仕事の確保にさほど苦労していなかった企業でも、ここにきて売上が落ち込んでいると弱気になっている」(スナック)。

先行き判断には期待値が含まれるため、現状判断よりも常に評価が高い傾向がある。下落基調に特段の変化は見られず、先行きの見通しは明るくない。

かんもん景気ウォッチャー調査 2008年8月

現在の景気の水準自体が良いのか悪いのかを示す現状水準判断DIは、前回調査から4.8点低下して28.3となった。ちなみに、内閣府発表の8月の景気ウォッチャー調査(全国)は、現状水準判断DIが25.5。「かんもん」の調査範囲は関門都市圏の中でも相対的に景気が悪い地区であり、北九州都心部や京築地域では全国平均よりかなり評価が高くなりそうだ。

2008年6月の日銀北九州支店短観は支店発表の管内短観としては全国最高だった。関門は街角の景況感で見ても全国各地や九州各地よりも良好な状態を保っている。しかし好景気を牽引してきた輸出産業がサブプライム不況の深化を受けて変調をきたしつつあり、これまで持ちこたえてきた反動による急激な景況感悪化が懸念される。

かんもん景気ウォッチャー調査

最終消費を中心とした関門地域(下関市と北九州市の門司港地区)の景気動向を定期的に調べるもので、内閣府発表の景気ウォッチャー調査の地元版。判断DIは50を基準点として、上回れば「景気が良い」、下回れば「景気が悪い」ことを示す。

大企業・製造業中心の日銀短観が市民感覚からかけ離れているのに対し、市民の肌感覚に近い結果が出る。調査対象は物販、飲食、観光、タクシー、商工業団体などに勤務の30人。

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