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モジ・ライン、あっという間に運休 10月に再開

北九州―釜山航路の国際貨客船モジ・ラインが8月25日の釜山出港便より運休している。航路は老朽船「KCブリッジ」1隻を毎日往復させる強行軍であり、当初から航路の安定運航に不安があったが、エンジンの不具合が確認され、わずか2ヶ月で退場になった。運航者の韓国シーアンド・クルーズは9月の再開予定を撤回した。

モジ・ラインはこれにて廃止ではなく、10月に船齢の若い船を投入して仕切りなおす。次期投入船は総トン数2万7000トン。具体的な船名は不明だが、KCブリッジ(総トン数1万6340トン)や、関釜航路の「はまゆう」(総トン数1万6187トン)、「星希」(総トン数1万6665トン)と比較しても格段に大きく、釜山―日本間では最大規模のフェリーになるという。

[論説] 理解不能な超大型船投入

北九州港の韓国航路は二度の失敗経験がある。過去投入されたドルフィンウルサン号とオーシャンフラワー号の敗因は、遅延と運休を繰り返して定期運航を実現できなかったこと、JR九州の高速船ビートルの約2~2.5倍の定員を擁した鈍重な大型船だったこと、この2点に尽きる。今回、高速船とフェリーという違いはあるが、すでに運休を実現し、10月には大型船も実現しそうだ。

KCブリッジの乗船率は冴えなかった。足元に朝鮮人社会という需要が存在せず、本州方面からの旅客も見込めず、九州方面からの旅客は小倉駅起点なら関釜航路のほうが便利がよい。貨物に関しても、地元海運業者が新門司発着の内航フェリー輸送と下関発着の外航フェリー輸送を一手に担っており(参考動画)、新参の韓国の海運会社が多くを望める状況にはない。

KCブリッジの乗船率は夏休み期間の8月でさえ40%前後(毎日新聞)だった。このような状況で超大型船を投入すれば、航路の廃止を催促するような乗船率になりかねない。1隻を往復させる航路は時間の関係で片道が旅客、片道が貨物中心となり、利用率の向上にも限度がある。貨物は関釜航路にまかせて、やはりビートル級の小型高速船を投入したほうがよいのではないか。

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