ゲーム・スポーツ施設運営のアリサカ(本社、宮崎県宮崎市)は28日、会社更生手続きの開始を宮崎地方裁判所に申立て、受理された。負債総額は135億3208万円。複数年度に渡る粉飾決算によって債務超過を隠蔽していたことが発覚し、ジャスダック市場を6月28日付で退場になることから、資金調達は困難と判断して自主再建を諦めた。
関門都市圏にあるアリサカの店舗としては、2006年9月に大里本町土地区画整理事業の商業用地に出店したジョイプラザ門司駅前店のほか、2008年6月に小倉東インター地区で開業予定のジョイプラザ小倉店がある。同社は1992年に北九州進出を果たして都心部で「アーバンスクエア」なるゲームセンターを運営していたが、近年は旧態依然としたゲームセンターを潰して、ラウンドワンに似たゲームとスポーツが複合した郊外型施設の出店を加速させていた。
今後、アリサカは宮崎地裁が選任した保全管理人の監督下に移る。同社が経営する42の店舗は、ジョイプラザ門司駅前店を含めて、当面はこのまま営業を継続する。建物が竣工して開店準備万端のジョイプラザ小倉店に関しては、予定通り開業とは行きそうにない。さまざまな手続きを経て更生計画案が作成されるまで、居抜きで封鎖されることになりそうだ。