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新北の上海便、運休期間延長 撤退の恐れも

中国南方航空北九州支店は26日、北九州―上海―広州線の運休期間を2008年5月8日~6月29日の約2ヶ月間に改めた。同社は今月14日に機材繰りがつかないとの理由で1ヶ月の運休を発表したが、2週間足らずで運休期間の延長とあいなった。運休の延長に対する説明は特になく、同社の行動パターンからすると、このままうやむやに撤退する恐れもある。

中国南方航空は新北九州空港が開港した2006年3月に週3往復で就航した。初年度は利用者数が堅調に推移し、2年目は毎日運航へ増便する計画だったが、増便前日に「上海浦東空港の航空管制当局より増便が不可能との通達を受けた」とドタキャンし、週3往復の運航を続けていた。勢いを殺がれた2年目の利用者数は1万4927人で、前年比32.6%減。

同社の日中路線のうち新北発着便の優先順位が低いことは、もう一方の中部国際空港発着の上海便が減便にも運休にもなっていないことから明らかだ。しかし、昨年のドタキャンの際に「上海当局の通達」と説明したように、今回も上海当局が一枚かんでいる可能性はある。上海は中国東方航空の本拠地であって、本来、中国南方航空が出入りする場所ではないからだ。

中国の航空会社は1987年の中国民航分割により地区管理局(空港)ごとの地域会社に再編された。中国南方航空は広州発着便、中国東方航空は上海発着便、中国国際航空は北京発着便などと棲み分けができている。上海当局は中国南方航空が上海経由の国際便を拡充することを望んでおらず、新北の上海便はひどく遠い場所に沖留めにされるなど冷遇されていたようだ。

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