長府の大乗寺山門・鐘楼が国登録文化財に
文部科学省文化審議会が3月21日開催の文化財分科会において、下関市長府金屋町にある大乗寺山門と大乗寺鐘楼を国登録有形文化財(1件)として答申する。大乗寺山門は江戸末期、大乗寺鐘楼は1776年に建築され、ともに旧山陽道の歴史的景観を伝える建造物として価値が高い。2007年に移築して保存を図った。
国登録有形文化財は近代の文化財建造物が国土開発、都市計画の進展、生活様式の変化などから、社会的評価を受けることなく消滅する状況を鑑み、建設後50年を経過しているもののうち、保存・活用の措置が特に必要とされるものを登録する制度。指定文化財と異なり、届出制を基本とした緩やかな保護措置を講ずる。
大乗寺山門・鐘楼が加わることで、下関市の国登録有形文化財は25件になった。なお、北九州市には3件しかない。
- 下関市水道局内日第一貯水池取水搭(1906)
- 下関市水道局内日貯水池事務所(1906)
- 下関市水道局高尾浄水場着水井(1906)
- 下関市水道局高尾浄水場四号円形濾過池 (1906)
- 下関市水道局高尾浄水場四号円形濾過池付設調節井 (1906)
- 下関市水道局高尾浄水場配水池 (1906)
- 下関市水道局内日第二貯水池取水搭(1929)
- 下関市水道局内日第二貯水池溢水隧道入口 (1929)
- 下関市水道局水道資料室 旧日和山浄水場事務所(1929)
- 下関市立長府博物館本館 旧長門尊攘堂(1933)
- 下関南部町郵便局庁舎 旧赤間関郵便電信局(1900)
- 護國寺本堂(1929)
- 日本基督教団下関丸山教会 旧日本メソジスト下関教会(1938)
- 功山寺総門(室町時代)
- 歌野清流庵(江戸時代末期、明治期増築)
- 藤原義江記念館 旧リンガー邸(1936)
- 中野家住宅主屋(江戸時代末期)
- 中野家住宅納屋(江戸時代中期)
- 中野家住宅土蔵(大正期)
- 中野家住宅塀(明治期)
- 中野家住宅石垣(江戸時代末期)
- めぐみ幼稚園第一園舎 旧下関バプテスト教会(1930)
- めぐみ幼稚園第二園舎 旧宣教師住宅(1905)
- 藤原義江記念館 旧リンガー邸(1936)
- 大乗寺山門(江戸時代末期)、大乗寺鐘楼(1776)