新日本製鐵(本社、東京都)と日本風力開発(本社、東京都)などが出資する風力発電会社、エヌエスウインドパワーひびき(本社、北九州市)の発電施設が若松区響灘の埋立地に完成し、24日に竣工式があった。
施設は西日本最大級。高さ65メートルの柱に、長さ35メートルの羽根を3枚取り付けたドイツ製風車10基からなる。1基当たり1500キロワットの定格出力を持ち、全体で年間3500万キロワットを発電する。約1万世帯の電力消費を賄える。
総事業費は30億円で、経済産業省が約7億5000万円を補助した。さらに山口銀行(本店、下関市)と三井住友銀行(本店、東京都)が事業融資(プロジェクトファイナンス)方式で総額25億円を融資した。
電力は全量を九州電力(本社、福岡市)に売電するが、その収入を融資の返済原資としたのが特徴。