北九州市は27日、大和ハウス工業(本社、大阪市)がひびきコンテナターミナルの隣接地に賃貸用の大型物流倉庫を建設すると発表した。
新倉庫は「(仮称)Dプロジェクトひびきなだセンター」。ひびきコンテナターミナル手前の分譲地に建設する。敷地面積は3万9659平米。建物は平屋で延床面積2万2924平米。2008年2月に着工し、同8月に竣工予定。投資額は約30億円。約25名を新規雇用する。

ひびきコンテナターミナルは2005年4月の開港から3年を経て、ようやく大型物流倉庫の建設に漕ぎ着ける。これまでのひびきには、コンテナ船が停泊して荷物を積み卸しするための施設はあったが、コンテナをばらして保管や仕分けをするための大型物流倉庫がなかった。海と陸の物流を橋渡しする機能がないのに、港の利用促進もなにもあったものではなかった。
ひびきコンテナターミナルの後背地ではアジア特殊製鋼やブリヂストンが新工場を建設するなど、大型投資が相次いでいる。大和ハウス工業によれば、「物流市場としてのアジアにおける九州の位置づけを調査した結果、響灘地区が今後の国際的な物流事業を行うには最適という結論に至った」そうだ。大手物流事業者との取引を視野に入れているという。