セブン銀行(本店、東京都)は、27日から大分県内のセブンイレブン全店でATMサービスを開始する。
これに伴い、すでに提携済みの豊和銀行(本店、大分市)と、新たに提携する大分銀行(本店、同)のキャッシュカードを持つ顧客は、大分県内および他都道府県のセブンイレブンなどに設置されたセブン銀行ATMを利用できる。
豊和銀行は2008年3月末日まで手数料を一律105円割引する「手数料割引キャンペーン」を実施中だ。なお、セブン銀行ATMは24時間稼動だが、大分銀行の取り扱いに深夜帯は含まれない。
セブン銀行のATMネットワークは、これにより35都道府県の合計1万2446台に拡がり、セブンイレブン・イトーヨーカドー展開地域でのATM網が完成することになる。九州内ではセブンイレブンの店舗がない鹿児島県を除き、全県でサービスを行うことになった。
大分県のセブンイレブンは、これまで福岡県境に近い日田市・中津市・宇佐市などに出店していたが、2007年5月に別府・大分市に出店、現在は31店舗を展開する。近く大分県内にも物流拠点を設ける予定で、最終的に別府・大分市内で100店規模を目指すとみられている。
大分銀行・豊和銀行はこれまで自行のATMをコンビニに設置していたが、あくまで自行ATM扱いのため、利用時間に制限があり、他の銀行の顧客は手数料を取られるなど、使い勝手は決してよくなかった。
同日ローソン(本社、東京都)でも大分市と別府市の10店舗にATMを設置し運用を始めた。こちらは西日本シティ銀行と提携するが、豊和銀行の顧客も平日昼間は手数料無料で引き出せる。今後も順次展開していく見込みで、大分でもコンビニATM競争が激しくなりそうだ。