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アプレック、超絶下方修正で大出血~決算短信

事業者向け金融業者のアプレック(本社、北九州市)は8日、2007年3月期の決算短信を発表した。営業収益が24億9300万円で前期比87.9%増、営業損失が10億6300万円で同9億3700万円減、経常損失が10億5200万円で同9億4400万円減、当期純損失が17億8900万円で同15億9600万円減。決算内容のひどさに加えて、決算発表の当日に超絶下方修正をやらかしており、会社の開示姿勢に強い不信感を抱かずにはいられない着地だ。

当期は出資法の上限金利引下げ等を織り込んだ「貸金業の規制等に関する法律等の一部を改正する法律」の成立に伴い、貸金業界では経営不振に陥る企業が相次いだ。親会社のNISグループ(本社、東京都)と子会社のアプレックでは、不動産融資の担保付ローン事業の強化などにより、営業資産の見直しを図ったという。

結果は主力の商業手形割引残高が前期比24.6%減少したものの、グループ各社との連携や与信ノウハウの導入、不動産融資など担保付ローンの伸長を受けて営業貸付金残高は同77.6%増となり、営業収益は同87.9%増と倍増の勢いだった。

しかし利息返還関連費用が大幅に増加したこと、貸倒引当金を厳密に見積もったこと、本社設備および営業店舗の帳簿価額を回収可能価額まで減額して減損損失として計上したことなどにより、利益面では過去最悪の結果に終わった。

来期(2008年3月期)の業績予想は、営業収益が24億9800円で当期比0.2%増、営業損失が1000万円、経常損失が100万円、当期純損失が1億4100万円。来期も黒字転換はしない見通しで、苦境からの脱却は容易ではなさそうだ。

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