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江島・北橋市長初顔合わせ 関門市構想を確認

北九州市の北橋健治市長は27日、就任後の挨拶のため下関市役所を訪ねて、下関市の江島潔市長と会談した。初顔合わせでは江島市長が北橋市長に対して今後の関門連携のあり方について所感を尋ねたそうだ。

江島市長は先の北九州市長選で末吉前市長が推す候補者が落選したことから、北橋市長が関門特別市創設を目指す方針を翻すのではないかと懸念していた。NHK山口や山口新聞の報道によれば、北橋市長は「関門連携を高く評価している。引き続き連携に協力してほしい」「前の市長が作った下関市との関係を受け継いでさらに強化していきたい」「将来、道州制が導入された場合、九州と山口県は同じブロックになるべきだ。少なくとも下関市とは同じ行政区で一緒にやっていけるよう考えていきたい」などと述べて、江島・末吉市長の合意を基本的には踏襲する考えを明らかにした。

関門特別市構想は下関市側で政治家やマスコミの関心を集める一方、北九州市側では与野党対決の市長選を控えて話題にならなかったのが実情だ。以下、1月の報道を受けてからの主な発言を拾った。

二井関成・山口県知事
これについて具体的にどういう検討をされるのか、私ども十分承知していません。県から独立するということであれば、これはかなり刺激的なことであると私は受け止めています。
ただ、我々も、今、道州制の在り方について議論しているわけですから、市のレベルでも道州制をにらんで、市はどうあるべきかということを議論されて当然のことです。
私は、そういう視点に立って、これから議論、研究しようということではないかと理解しています。山口県民から外れたいという思いで、やっておられるわけではないと理解しています。
林真一郎・下関市議会議員
昨年暮れに、北九州市と合意に達したとして報道された研究会立ち上げ、 山口県は寝耳に水の様で、今後大きな議論になりそうです。
我々のスタンスとしては、「あくまで市民生活向上に資するものが明確であり、産業発展や人材集積に寄与する点が多いかどうか、しっかり研究して欲しい」ということになろうと思います。
福田幸博・下関市議会議員
新聞によれば12月中に北九州市からの呼びかけもあったとのことです。130万人の政令都市が県を超えることができるか、まさに道州制の試金石と思います。
私にとってはこれからの短期テーマである「関門国道トンネル」無料化に対する第1歩が始まったと思っています。「関門特別市」の成立までの過程で必ず国道の無料化が論じられると思います。
国の「特別会計」の最初の扉が、道路特定財源の一部一般財源化で開きました。本来無料であるはずの国道が両市の間に存在し関所のようになっている現実と、道路特定財源の剰余金の扱いについてどちらを優先するか、普通の感覚なら無料化は当然です。
長周新聞 論壇
江島市長は、大型利権事業と市民生活の切り捨てをさらに推進しようとしている。あるかぽーと開発事業や、文化会館建て替え、新市庁舎建設、第2関門橋、沖合人工島などの巨大事業を目白押しに計画しており、そして関門特別市構想まで出している。それは市財政を破たんさせ、下関を北九州に身売りする計画である。そこまで現在の飼い犬議会が続いたのでは市民にとってたまったものではない。

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