日本航空(JAL)は29日、2007年度の国内旅客便の路線便数計画を正式に発表した。
関西国際空港の拠点化をにらんで、福岡―大阪(関空)線を1日2便から4便に増便するなど5路線を増便する一方で、福岡―名古屋(中部)線を1日6便から4便に減便するなど、5路線を減便する。
運休(実質廃止)路線は新北九州―名古屋(小牧)線ほか10路線。地方間を1日1往復する直行便が中心で、九州関係では長崎―名古屋(中部)、鹿児島―那覇、熊本―神戸、福岡―青森、福岡―いわて花巻が廃止になる。
旧日本エアシステムと経営統合した2004年以降で最大の路線再編となるが、10路線のうち7路線が日本航空グループのみで運航しており、廃止対象の自治体では早くも運航継続を求める動きが出ている。
機材関係では、ボーイング737-800型機を5機追加導入して、2007年度中にMD87型機8機全機を退役させる。ボーイング737-800型機は羽田―山口宇部、新北九州などに投入する。
このほか、羽田発着の幹線の便名を4桁から3桁に変更する。福岡―羽田線は300便~369便、新北九州―羽田線は370便~389便が割り当てられる。
2009年にも予定されている羽田空港の発着枠拡大による競争激化に備えての路線再編になりそうだ。