三菱化学(本社、東京都)は9日、子会社の北九州プリンスホテル(本社、東京都)をホテルマネージメントインターナショナル(HMI 本社、神戸市)に売却することで合意した。引渡しは2006年2月26日付。ホテル名は変更になる。
HMIは全国21か所でホテルを運営している。北九州市では「東京第一ホテル小倉」「ホテルパールシティ黒崎」に続き3番目。HMIは今後2年間で約10億円を投資し、部屋の改装などを進める。従業員は全員を再雇用する。
北九州プリンスホテルは三菱化学の社宅跡地を活用して1989年に開業した。土地と建物は三菱化学が所有し、西武グループのプリンスホテル(本社、東京都)に運営を委託していた。しかし西武グループの経営改革と事業再編の一環で2004年末にプリンスホテル側から契約解除の打診があり、三菱化学がこれに応じた。
三菱化学は官民協働で策定した「黒崎再生10年計画」に則り、プリンスホテルやその周囲の自社遊休地を再開発する計画だ。ホテル事業に関しては専業の会社に経営を委ねることが最適と判断した。ホテル以外の用地開発については、現在特定の開発業者と協議中であり、近日中に合意の見通しという。