サンデン交通(本社、下関市)と中国ジェイアールバス(同、広島市)は31日、共同運行している夜行高速バス下関・宇部・山口―横浜・東京線(ふくふく東京号)を11月30日出発便をもって廃止すると発表した。
ふくふく東京号は1991年3月にサンデン交通とジェイアールバス関東(同、東京都)が共同で運行を開始。西日本鉄道(同、福岡市)が運行する福岡―東京線(はかた号)に次いで日本で2番目に長い距離を走る夜行高速バスだった。
2000年に東京側のジェイアールバス関東が撤退。新たに中国ジェイアールバスが参入し、運賃の値下げを実施した。東京側のバス停に横浜駅(YCAT)を追加し、多客期に運行していたノンストップ便を廃止するなど収支改善に取り組んだ。
しかし燃料費の高騰に加え、山口宇部空港や新北九州空港の航空機とも運賃競争が激化した。旅行会社の企画するツアー型格安高速バスが相次いたことも路線バスの維持を難しくしたようだ。