日本航空は12日、佐川急便系のギャラクシーエアラインズと共同運航(コードシェア)することで合意した。ギャラクシーは10月31日から羽田―新北九州線と羽田―那覇線で国内航空貨物の深夜輸送を始めるが、共同運航は1週間後の11月7日からの予定だ。
日本航空はギャラクシーが運航するエアバス300B4-622R型貨物専用機(最大貨物重量47トン)の輸送スペースを一部買い取り、日本航空の便名をつける。
新北九州線の運航は月曜日を除く週日の毎晩で、週6往復。羽田発北九州着JL6831便は、00時50分発の02時25分着。北九州発羽田着JL6830便は、03時45分発の05時05分着。11月23日からはそれぞれ00時20分発の01時55分着、03時15分発の04時35分着に変更する。
日本航空とギャラクシーエアラインズが共同運航で提携した背景にはそれぞれに事情がある。
ギャラクシーは航空機の部品調達の遅れなどから就航予定を二度も延期するなど、単独で新規航空会社を立ち上げるのが難しい状態に陥っていた。
一方、日本航空は航空貨物分野での出遅れに焦りがあった。ライバルの全日空は、日本郵政公社、日本通運、商船三井の支援を受けて、2006年8月に国際航空貨物会社「ANA&JPエクスプレス」を設立している。
日本航空はギャラクシーが2005年8月に実施した第三者割当増資で5億円(出資比率10%)を引き受けたことから、機体整備などで協力するとはみられていたが、より踏み込んだ関係を結ぶことで、全日空の独走を阻止したい考えだ。