日本銀行下関支店および北九州支店は2日、企業短期経済観測調査(短観)を公表した。
北九州支店管内の全産業の業況判断指数(DI)は+11。前回調査より1点下向いたが、依然として西日本(中四国九州)ではもっとも高い水準にある。北九州支店管内のプラスは11期連続。
一方、下関支店管内の全産業の業況判断指数(DI)は-6。前回調査より2点改善した。下関支店管内のマイナスは3期連続。
| / | 9月 | 12月 | 3月 | 6月 | 9月 | 12月予想 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 山口 | +-0 | +1 | -6 | -8 | -6 | +-0 |
| 北九州 | +8 | +9 | +16 | +12 | +11 | +11 |
| 大分 | +3 | +7 | +6 | +5 | +7 | +9 |
| 九州 | +-0 | +3 | +5 | +2 | +2 | +3 |
| 中国 | -3 | -2 | -2 | -1 | -1 | -1 |
| 全国 | +2 | +5 | +5 | +6 | +6 | +6 |
北九州支店管内の全産業の業況判断指数は2006年3月に全国最高の水準に上り詰めた。以降は下降局面にあるが、大きく下ぶれすることなく高値圏での調整に留まっている。
製造業の指数は全国最高の+27で、事前予想を7点上回った。管内では安川電機や三井ハイテックが業績を上方修正するなど、地場に本社を置く老舗企業の業績がすこぶるよい。
非製造業の指数は+-0。事前予想を3点下回り、全国の指数+1をも下回った。悪材料は観測されていないが、強いて挙げれば公共工事の減少がきつい。北九州の数値が全国平均を下回ったのは2004年12月以来7期ぶり。
先行きは製造業が9点落として+18、非製造業が6点上げて+6で、全産業では変わらずの+11を堅持する見通し。
下関支店管内は冴えないが、6月を底にして二番天井を探る動きだ。製造業の指数は+-0で、事前予想を8点下回った。非製造業の指数は-10で、事前予想を4点上回った。
製造業はマツダの好調を背景に輸送用機械がよい。以下、一般機械、電気機械、金属製品と続く。食料品と窯業・土石は大いに足を引っ張る。
非製造業は「良い」が「悪い」を上回る業種がない。飲食店・宿泊、運輸、建設が前回に引き続き非常に悪い。
先行きは製造業が6点上げて+6、非製造業が4点上げて-6で、全産業では6点上げて+-0の見通し。