
小倉駅南口東地区第一種市街地再開発事業が動意づいたようだ。同事業は南口広場の東側街区6000平米に、地上14階地下2階、延床面積3万7000平米の業務ビルを建設するというもの。事業費は95億円。
この地区の再開発事業は1990年に小倉駅南口と浅香通りを結ぶ市道博労町線の拡幅が都市計画の決定を受けたことにより生じた。1999年に北九州中央郵便局が移転し、2000年に再開発準備組合が設立された。博労町線は現在、拡幅工事の最終段階にあり、沿道では中小の新築ビルが相次いで建設されている。
今年に入って水面下での動きが伝えられていたが、朝日新聞によれば、国内の不動産業者1社と外資系2社でつくる特定目的会社が再開発準備組合から保留床の取得を決めたそうだ。2006年12月に都市計画決定し、2008年度に着工、2010年度の竣工を目指す。朝日新聞は15階建てと伝えており、規模や用途が当初計画と異なる可能性がある。
いずれにせよ再開発ビルは、北九州市内の業務ビルとしては屈指の規模になりそうだ。都心の事務所需要は支店のリストラにより縮小傾向にあるが、近年は地価下落に伴い賃料も低下傾向にあり、居残り組が都心内部でよりよい条件を求めてさかんに移転している。再開発ビルは立地のよさと最新の設備で人気を集めそうだ。