日本航空グループのジェイ・エア(本社、愛知県豊山町)は31日、11月からの路線便数計画を発表した。名古屋(小牧)―新北九州線は現在の1日3往復から1往復へ減らす。
ジェイ・エアの計画によれば、小牧―秋田線、小牧―新潟線、福岡―高知線で1往復、小牧―新北九州線で2往復を減らして、捻出した1日5往復分を新たに開設する小牧―福岡線にあてがう。
名古屋(小牧、中部国際)空港の地方路線は利用率が低迷している。2006年3月~7月の利用率平均は、新北九州線が55.6%、福岡線が51.2%。新北九州線が期待外れだったのは分かるが、福岡線に振り替えられるのは釈然としない。
新北九州線と福岡線では出発空港から使用機材から提供座席数まで異なるため単純な比較はできないが、日本航空グループは従前から新北九州空港を「福岡空港を補完する空港」と位置づけ、軽んずる傾向があった。今回の減便は、悪天候時に航空機の上空待機を嫌って安易に福岡空港へ振り替えるのと同じ感覚ではないか。
減便の直接の理由は、日本航空ジャパンが福岡線を11月から2往復減らすためだ。中部国際空港の中型機2往復を減らす代わりに小牧空港の小型機5往復分を他路線から奪取して、便数利便性を高めて新幹線との競争に取り組む。