24日、旧岡田医院(1890年建築、小倉警察署庁舎、室町2丁目リバーウォーク北九州向かい)の改修工事が起工された。
同医院は2004年に院長の死去に伴い閉鎖されたが、NPOによる実測および歴史調査が行われた結果、県下最古の擬洋風建築(明治期に日本の大工が西洋人が建てた建築に習い、見よう見まねで作りあげた建物の総称)であることが判明した。往時使用された瓦の一部は周辺の発掘調査で見つかったものと同一意匠の作品もあることから、地域の歴史を語る上でも十分貴重な施設だと言える。
建物の保存改修に乗り出したのは東京、代官山を拠点としたセレクトショップの聖林公司(ブランド名、ハリウッドランチマーケット)。同社は建物の改修後、店舗として利用する予定としており、室町に北九州初進出のセレクトショップが誕生することは間違いない。
今後文化財登録の可能性を含め、同地域のランドマークとしての近代建築活用に弾みがつくものと思われる。