鋼材商社の小野建(本社、北九州市)は16日、2006年3月期通期の連結決算短信を発表した。売上高が1177億6400万円で前期比9.0%増。営業利益が41億6800万円で同41.9%減。経常利益が43億5700万円で同40.8%減。当期純利益が25億2800万円で同38.3%減。連結子会社数は1社。
当期は東日本へ営業地域を拡大して増収を確保したが、鉄鋼市況の高止まり感から鉄鋼業界が供給を絞り込み、代わって中国などからの安価な商品が流入したために収益率が低下した。事業別では鉄鋼・建材商品販売事業と工事請負事業が増収減益。不動産賃貸等事業が減収減益。
2007年3月期通期の業績見通しは増収減益。売上高が1210億6600万円で前期比2.8%増。経常利益が42億6800万円で同2.1%減。当期純利益が28億4800万円で同7.1%減。
販売地域の拡大や販売占有率の向上により増収を確保するが、利益率は引き続き低下する見込みだ。輸入商品の取扱いを増やして国内市況に対応できる体制を確立したいという。