耐火煉瓦の黒崎播磨(本社、北九州市)は12日、第115期(2006年3月期)通期の連結決算短信を発表した。売上高が861億8200万円で前期比4.8%増。営業利益が52億7000万円で同27.1%増。経常利益が56億7100万円で同35.8%増。当期純利益が28億0300万円で同83.0%増。連結子会社数は10社。
第115期は得意先の鉄鋼業界の粗鋼生産量が高位安定して、耐火煉瓦業界は堅調だった。事業別では構成比70.9%の耐火物事業が前期比3.4%増。築炉事業、ファインセラミックス事業は2桁の伸び。不動産事業は前期と同じ。その他事業は公共投資の長期低迷を受けて不振だった。
第116期の業績見通しは、売上高850億円、営業利益44億円、経常利益44億円、当期純利益30億円。
原材料価格の高騰や為替変動など不透明な要素はあるが、国内景気の回復基調に変わりはなく、鉄鋼業界は国内外の旺盛な鉄鋼需要によりフル操業が続くと占う。しかし強気の占いとは裏腹に、自社の見通しは減収減益だ。