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スターフライヤーの4月期搭乗実績、順当に不振

スターフライヤーは2日、2006年4月期の輸送実績を公表した。提供座席数10万2528席に対して総旅客数は5万4574人。利用率は53.2%。早朝・深夜便を除く日中帯運航便利用率は59.2%だった。

4月期の利用率は3月期との比較で28%の減少。航空旅客は季節変動があり、多客期の3月と閑散期の4月を比較すれば旅客が大きく減少する。

福岡空港の国内線運輸状況(2003年、最新)を例に挙げれば、4月は前月比で21%の減少。スターフライヤーの3月期が旅客数が極大となる3月後半のみだったことを考慮すれば、4月の減少幅は季節変動の範囲内だった。

早朝・深夜便は厳しい。北九州発の利用率は、早朝便が52.0%、深夜便が20.9%の計31.0%。羽田発の利用率は、早朝便が19.8%、深夜便が49.3%の計39.4%。日中帯運航便との比較では、北九州発の減少幅がやや大きい。

定時出発率は3月期と比較すれば改善した。前半よりも後半のほうがよい。北九州発は84.0%、羽田発は93.8%。新北九州空港の遅延は出発よりも到着で遅延が生じることが多いが、いずれも改善の方向にある。欠航は3往復生じたが、後発便へ振り替えるなど対処は適切だった。

空港運営者が足かせ

新北九州空港は四面楚歌の状態だ。国土交通省はラジオ管制で航空機の遅延を助長し、開港直後の新空港宣伝期間に自動車客を駐車場から締め出して憚らなかった。北九州市は空気しか運んでこない空港連絡バスの維持に執着し、目的と手段を履き違えている。

新空港は開港以来多数の見学客を集めたが、旅客需要に特需と呼べるほどの盛り上がりはなく、4月はそのまま季節変動に沈んだ。数字からは利用促進が進んだ形跡はなく、空港運営者の無為無策と相まって先行きは暗い。

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