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東陶機器の連結決算、売上高を2年連続で更新

東陶機器(本社、北九州市)は28日、2006年3月期通期の連結決算短信を発表した。売上高が4947億8400万円で前期比2.2%増。営業利益が251億6400万円で同17.3%減。経常利益が227億6900万円で同20.7%減。当期純利益が129億9600万円で同0.5%減。連結子会社数は57社。

当期は日本国内の景気回復を受けて新設住宅着工戸数が前年を上回ったことなどが増収要因。連結売上高は過去最高を2年連続で更新した。

減益は持家住宅が減少して賃貸住宅が伸長したことで、普及価格帯商品の比重が高まったため。諸資材の値上がりの影響も受けた。詐欺集団による悪徳リフォーム詐欺が社会問題化したことも響いた。

事業別では主力の建築用設備機器が増収減益。売上高はまんべんなく伸びたが、浴槽・台所・洗面の営業利益が48.7%減少したのが目立つ。この分野は持家では高級品が好まれるが、賃貸では徹底的に手を抜かれる傾向が強い。その他ではニューセラミック関連が冴えない。

所在地別の売上高は日本が4493億7000万円、アメリカが243億2400万円、中国が154億1000万円。海外売上高は連結売上高の10%に届かないが、品揃えを増やしたり展示場を開設したりして攻勢に躍起だ。

2007年3月期通期の業績見通しは増収増益。売上高5100億円。経常利益300億円。当期純利益160億円。

素材価格と燃料価格の値上がりを製品価格に転嫁するが、量的緩和政策解除を受けた市場金利の上昇機運から、住宅の早期取得やリフォーム改修工事の早期着手により需要が拡大すると占う。

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