新市発足に伴う飯塚市長選挙は23日に投開票が行われ、一番食品社長で飯塚商工会議所副会頭の齊藤守史氏が初当選を果たした。
開票速報による得票は、斎藤氏が2万7775票、旧筑穂町長の永芳達夫氏が1万5618票、前飯塚市議会議員の江口徹氏が1万3586票。3月2日現在の有権者数は10万9932人。投票率は約52%。
齊藤氏は商工会議所の人脈を最大限に生かして地元経済界の支持を取り付けたほか、自民、公明、民主の推薦を受けるなど、旧来型の手堅い戦略で初代市長選を制した。
永芳氏は5市町合併の当事者として合併協議会が策定した「新市建設計画」の着実な実行を訴えたが、地盤が筑穂町のため大票田の旧飯塚市で理解を得られなかった。
江口氏は「脱しがらみ 飯塚自立宣言」と称した地域公約を真っ先に掲げ、個人演説会やブログなどを通して一般市民に支持を訴えたが、厚い組織票の前では無力だった。