飯塚市長選挙の投開票が本日23日に行われる。飯塚市は旧飯塚市、穂波町、筑穂町、庄内町、頴田町の1市4町の新設(対等)合併により3月26日に発足した。今回の市長選は新市の初代市長を決める選挙になる。
候補者は前飯塚市議会議員の江口徹氏、一番食品社長で飯塚商工会議所副会頭の齊藤守史氏、旧筑穂町長の永芳達夫氏の3名。旧飯塚市長は出馬しない。飯塚市発表の3月2日現在の有権者数は10万9932人。
14日に開催したイイヅカコスモスコモンでの地域公約(ローカル・マニフェスト)型公開討論会には約600人が集まり、候補者3名が自らの公約を説明した。争点として浮上したのが新庁舎の移転問題。江口氏は「建てない」、斎藤氏は「分からない」、永芳氏は「旧穂波町役場を増築する」。
庁舎移転には100億円以上の費用を必要とする。合併特例債は使えるが、飯塚市には約638億円の負債があり、なにより庁舎移転は飯塚市の中心市街地を希薄化させる懸念がある。しかし5市町が合併して新市を発足させたのは、庁舎移転で合意したからだった。合意を反故にするのも憚られる。
候補者全員がそれぞれ地域公約を示したが、情報公開に積極的なのは江口氏のみ。江口氏の地域公約はインターネット上で閲覧できる。