全日空(ANA)は24日、佐賀と中部国際空港を結ぶ深夜貨物便を新たに就航させた。従来の羽田線に加えて2航路目。羽田線は2往復から1往復へ減便されるが、旅客機利用を貨物専用機に改めるため、一機あたりの積載量は従来比4.5倍の約45トンとなる。九州での貨物専用機の就航は初めて。
佐賀空港発着の貨物航路は2航路とはいえ、3地点を結ぶ1航路が佐賀空港を中継して1日1往復する格好だ。経路は中部国際(23時35分発)―佐賀(1時05分着、2時05分発)―羽田(3時40分着)と、羽田(1時05分発)―佐賀(2時55分着、4時00分発)―中部国際(5時20分着)。
この日から全日空の深夜貨物便は日本郵政公社の「ゆうパック」を扱う。公社は日本航空グループと組んで九州支社に近い熊本空港へ深夜貨物便を就航させる準備を進めていたが、空港周辺住民の反対により昨年7月の就航を断念した。3ヵ月後の10月に全日空と共同で航空貨物運航会社を設立することで合意している。
来月開港する新北九州空港には佐川急便系のギャラクシーエアラインが就航する。物流の拠点化を進める各空港間の競争が本格化しそうだ。