西日本鉄道(本社、福岡市)は21日、非接触型の「西鉄グループICカード」を2008年春をめどに発行すると発表した。新しいカードは同社が従来発行してきたバスカードの進化形。バスの車載機や電車の自動改札機にかざすだけで運賃が自動精算される。西鉄ストアや西鉄インなどのグループ会社では電子マネーとして使用できる。
西鉄グループICカードは入金すれば残高の範囲内で繰り返し使える前払い(プリペイド)方式。プリペイドカードと定期券を1枚のカードに集約し、グループ各商業施設が発行するポイントカードやクレジットカードも1枚に統合する多機能が特徴だ。将来は福岡市営地下鉄やJR九州などの他事業者とも提携する。福岡・天神にあるグループ外の商業施設にも利用範囲を拡大して、福岡都心の交通と商業の連携強化を図る。
九州では北九州、長崎、宮崎、鹿児島の各バス事業者が各地域共通で使えるICカードタイプの乗車券を発行している。