「長崎ちゃんめん」などを経営する外食産業のパオ(本社、山陽小野田市)は16日、2006年3月期の通期業績予想を修正した。売上高は57億5000万円から55億円へ減少、経常損益は2000万円の利益から8100万円の損失へ転落、当期純損失は2億5000万円から5億6000万円へ拡大する見込み。
レストラン部門の宴会需要が低迷したことや、狂牛病(BSE)問題による食材コスト増加懸念が下方修正の理由。さらに、あじす高原ファーム(山口市)の債務保証額2億5000万円を債務保証損失引当金として計上したため、人件費などのコスト削減努力が相殺された。
パオは経営難のため1月に飲食店・学習塾経営のジー・コミュニケーション(本社、名古屋市)に対して150万株の第三者割当増資を実施するとともに、ジー社から代表取締役社長を受け入れている。