遠賀川河川事務所は2日、飯塚市中心部の芳雄橋架替工事に伴い、3月初旬に現在の芳雄橋から50メートルほど下流に設けた仮橋へ交通を切り替えると発表した。78歳の芳雄橋は歩道橋を含めて解体撤去する。2009年3月末に新・芳雄橋が開通するまでの暫定処置。
芳雄橋は1928年製造の桁橋だ。飯塚市中心部の遠賀川と穂波川の合流地点に架かり、歩道橋(下流側)と車道橋(上流側)の2本が並列する。
2003年7月の飯塚大水害を受け、遠賀川河川改修の一環として架け替えが決まった。戦前の土木遺産撤去を惜しむ声があるが、芳雄橋は220メートル弱の橋長に対して橋脚が22本あり、豪雨災害の際には流木などを引っかけ、ダムのように水流を堰き止めた。
新しい芳雄橋は橋脚6本の連続中空床版橋になる。歩道に石畳舗装をして中央部に屋根付きのテラスを設ける。将来の飯塚市を代表する景観形成を目指すという。事業費は30億円。