産業再生機構の支援下で再建中のスカイネットアジア航空(本社、宮崎県宮崎市)は17日、燃料価格の高騰を理由に4月から9月の航空運賃を値上げすると発表した。値上げ幅は平均で約850円(約5%)。大人普通運賃の場合は2000円。
通常期の大人運賃は羽田―宮崎線、羽田―熊本線が2万4300円、羽田―長崎線が2万7300円になる。値上げだけでは顧客が離れるという判断から、同時に通常期の往復割引を導入し、羽田―宮崎線を従来より400円安い2万1900円に設定する。
航空燃料の高騰が長引いているため、航空業界は運賃の見直しを迫られている。大手では日本航空グループが3月から国際線運賃を片道600円値上げするほか、全日空も国内線運賃を4月から値上げする。
スカイネットによれば、同社の燃油費は2004年度との比較で、2005年度が8億円程度、2006年度は14億円程度増加するという。昨今の燃油価格高騰は一過性のものではなく、当面は市況が従来の水準に戻ることが予見できないため、顧客に相応の負担を求めることにした。