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全日空、佐賀―中部国際に夜間貨物便を就航

全日空(ANA)グループは11日、佐賀空港―中部国際空港間の深夜貨物便を新設すると発表した。貨物専用機(ボーイング767-300ER型)3号機の導入に伴うもので、新機材は中部―佐賀線を毎日1往復、羽田―関西線を週4往復する。運航は2月14日から。

羽田―佐賀線に関しては旅客機の貨物利用を改めて、貨物専用機に機材を変更する。これにより1機当たりの最大貨物積載量が約45トンと従来比で4倍となるため、便数を1日2往復から1往復へ減便する。よって佐賀空港の貨物便の便数自体は変わらない。

佐賀県は昨年12月に佐賀空港内に第2貨物ターミナルビルを新設した。全日空は貨物コンテナ用ワークステーション2基、計量器2基を設置して深夜貨物便の増強に対応する。自動車産業向け貨物や生鮮食料品などの輸送に力をいれるという。空港の貨物輸送能力は現在の1日40トンから同180トンに高まる。

佐賀空港は1998年7月の開港。当初は名古屋方面への旅客便もあったが、利用者の低迷により廃止された。転機は夜間貨物便が就航した2004年7月。以来、西九州の空の物流拠点として存在感を高めつつある。佐賀空港からは福岡、熊本、長崎方面への道路アクセスが比較的良好だ。

新北九州空港が開港すると佐川急便も夜間貨物便に参入し、九州西中国の物流状況は大きく変化する。航空貨物が佐賀空港と新北九州空港に集まることが予想され、空の物流拠点はこの二つを中心に再編が進みそうだ。

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