今年から福岡で順次始まる地上デジタル放送の送信所が福岡タワーに完成し、11日竣工式が行われた。NHK福岡放送局と福岡に本社を置く民放5社(RKB、KBC、TNC、FBS、TVQ)が共同で設置したもので、福岡タワーの3階に各放送局ごとに送信所が設けられた。1月9日から試験電波を発している。
福岡地区の地上デジタル放送は今年4月から福岡市を中心とした地域で始まる。福岡タワーからは福岡市周辺の77万世帯、およそ46%が対象となる。NHK福岡が4月から、RKB、TNC、FBS、TVQは7月から、KBCが12月から始める予定。そののち北九州、久留米の中継局をはじめ、各地の中継局を順次整備して、5年後の2011年までにはアナログ放送を終了してデジタル放送に完全に移行する。
地上デジタル放送は、これまでのアナログ放送ではできなかった高画質・高音質に加え、データ放送などを楽しむことができる。今年はトリノオリンピックやワールドカップなどが予定されており、プラズマや液晶などの薄型テレビが急速に市場を拡大している。高画質のデジタル放送の普及が進むことが予想される。