椎田町と築城町は10日、新設(対等)合併により築上町を発足させた。平成の大合併による新自治体発足は福岡県内では10例目で、2006年に入ってからは初めて。新しく誕生した築上町は人口約2万1000人、面積約190平方キロ。
新町は旧椎田町役場に置いた本庁で10日に開庁式を行った。職務執行者には八野紘海・旧椎田町助役が就任した。2月12日の町長選には旧両町の町長が立候補を表明している。最大の争点は航空自衛隊築城基地への在日米軍の訓練移転問題になりそうだ。
椎田町と築城町はもともとは行橋市と犀川町、勝山町、豊津町を含む6市町で法定合併協議会を設けて協議した。しかし築城町の離脱で破談となり、そののち豊前市と両町で法定合併協議会を設置して合併を目指したが、これも旧椎田町の住民投票が否の結論を出して破談となった。
合併特例法の期限が迫る中、両町はわずか4時間半の協議で合併を決めた。協議では異論が出た項目を挙手採決とし、問答無用で全項目を合意へ導いた。強引な手法は感情的なしこりを残したことから、新町の舵取りは難しそうだ。
福岡県内は駆け込み合併が多かった。2005年度末にかけては市町村合併が相次ぐ。今後の予定は以下のとおり。