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JR下関駅火災、山陰・山陽線運転見合わせ

戦争遺産の下関駅舎

7日午前2時10分ごろ、JR下関駅東口横のプレハブ平屋倉庫が放火され、駅舎の木造部分や隣接する4階建ての乗務員センター、駅構内の飲食店舗など延べ約3000平米が焼けた。

約3時間後に鎮火したが、駅舎は三角屋根が焼け落ちて全焼の状態。当時、駅員ら宿直の職員38人がいたが、全員が避難し、けが人はなかった。下関署は74歳無職の男を現住建造物等放火の疑いで逮捕した。

この火災で下関駅に到着予定だった京都発の熊本・長崎行き下り寝台特急「なは」「あかつき」を手前の厚狭駅で、東京発の熊本・大分行き下り寝台特急「はやぶさ」「富士」を徳山駅で運行を打ち切るとともに、乗客は新幹線で振り替えた。

現在、山陽本線の小月―門司、山陰本線の長門市―下関、門司―下関間で始発から運転を見合わせており、復旧のめどは立っていない。この区間では朝からバスによる代行輸送を行っている。

下関駅は1901年5月27日、山陽鉄道の馬関駅(ばかんえき)として開業した。翌1902年に下関駅に改称。戦時中の1942年、関門トンネル開通に伴って駅舎を現在地に仮設した。

下関市は昨年12月28日に下関東口の駅舎新築と駅周辺整備の計画概要を発表したばかり。具体的な内容はまだ詰めておらず、着工は5・6年先という話だった。戦争遺産の仮設駅舎は、ふたたび仮設駅舎に生まれ変わりそうだ。

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