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飯塚市長選:江口徹氏が公約発表

来年4月の飯塚市長選に出馬表明した飯塚市議会議員の江口徹氏が地域公約(ローカル・マニュフェスト)を公表した。「脱しがらみ 飯塚自立宣言」と掲げた公約は、地域間競争、まちづくり、市役所改革、嘉飯山合併の4分野からなる。

地域間競争では、市内に二つの理系大学があることから、この知的財産を武器にベンチャー企業が創業しやすい環境を整えて、アジアのシリコンバレーを目指す。また、2008年度までに八木山バイパスを無料化してアクセスの向上を図り、福岡県の中心に位置するメリットを強化する。公約にはないが、江口氏には県庁を飯塚へ誘致したいという考えがある。

まちづくりでは、新庁舎に100億円を投じるのをやめて、学校の建設に当てるとした。歩いてゆける距離にある学校に公民館機能や役所の支所機能も詰め込み、学校の施設を一般市民に開放、地域の拠点にする。

江口氏は市役所職員を経て市議会議員になった経歴から、行政分野への関心が高い。「市民は雇い主であると同時にお客様」を合言葉に、目標とする具体的な数字を掲げて「お役所仕事」の汚名返上に取り組む。不調に終わった嘉飯山2市8町の大合併にもふたたび挑戦する。

今回の公約は概要版で、今後さらに詳細に内容を詰めて順次公表するという。マニュフェスト導入は政令市長選や県知事選では必須となったが、小規模自治体ではまだめずらしい。

飯塚市長選には現職の飯塚市長は立候補しない。現時点で出馬表明があったのは、江口徹氏と、一番食品社長で飯塚商工会議所副会頭の齊藤守史氏の2名。永芳達夫・筑穂町長も「合併の調整の様子を考えると出馬を検討せざるを得ない」として立候補を予定し、選挙は混戦になりそうだ。

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