JR九州は14日、日豊本線の朽網駅の改築工事および空港口駅前広場、連絡通路が完成し、12月20日始発列車より新駅舎での営業を開始すると発表した。空港口駅前広場および連絡通路は翌21日より供用開始する。
新駅舎は鉄筋2階建てで、エレベーター、エスカレーター、多目的トイレを備えたバリアフリーの駅となる。テナントとして書店が出店し、西日本シティ銀行はATMを設置する。事業費は約20億円。北九州市が道路事業などから捻出した。
北九州市は朽網駅の空港口を新北九州空港への玄関口と位置づけるが、福岡県と苅田町は苅田駅を新空港への玄関口として整備を進めており、鉄道のアクセスをめぐって調整が難航している。
この朽網駅からも新空港へのシャトルバスが開設される見込みだが、行橋駅や苅田駅からのシャトルバスも計画されており、利用者に困惑を与えるような鉄道アクセスは、新空港の利用促進には逆効果になろう。
なお、北九州市では朽網駅空港口駅前広場の完成を記念して、クリスマスを控えた12月23日、朽網駅からのシャトルバスを使って、新空港までのアクセスを体験するバス見学会を開催する。
シャトルバスは10時~15時のあいだ20分間隔で走らせ、連絡橋を渡り、空港島内の見学者用展望台からの新空港を見晴らす。見学時間は約1時間。参加費は無料、先着順で受け付ける。小学生以下の参加者にはプレゼントも用意され、現地ではサンタクロースが出迎える。