福岡銀行(本店、福岡市)は29日、IC(集積回路)チップを搭載したキャッシュカードを来年1月から発行すると同時に、ATMをICキャッシュカード対応にすると発表した。偽造・盗難カードによる預金の不正引出しによる被害が急増している中、防犯対策をより強化する。
具体的には偽造・不正読み取りが困難なICキャッシュカードを来年1月23日から発行し、当初から福銀ATM全台でICキャッシュカードが利用できるようになる。全ATMをICカード対応にするのは全国初で、すでに設置済みのATMはプログラムを更新することでいっせいにIC対応になるという。顧客の利便性を考え、他行・コンビニATMも引き続き利用できるよう、従来の磁気データ(磁気ストライプ)も残す。
このほか来年2月6日から、1日あたりの利用限度額を顧客が自由に決められるサービスを開始。翌3月には暗証番号による本人確認方法とは別に、指静脈認証を活用した本人確認を九州・山口の地銀では初めて導入する。携帯電話を活用した口座セキュリティサービス開始も始めるという。