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福岡ひびき信用金庫が再起動

合併後の新しい福岡ひびき信用金庫(本店、北九州市)が20日から営業を開始した。

福岡ひびきは2001年11月に北九州八幡信金と若松信金の合併により成立した信金。この秋にはアルゼンチン国債損失処理で財務内容を急激に悪化させた直方信金を救済合併する合意があったが、同時期に財務内容の良好な新北九州信金、門司信金、築上信金と大同合流し、直方信金の負債を分散、経営体力を落とさず収益体質の強化と経営基盤の拡大を図った。合併後の自己資本比率は13%。預金総額は5676億4000万円。信金としては九州山口で最大規模。

新しい福岡ひびきは本店を八幡駅前の現福岡ひびき本店に置くが、片野の旧新北九州信金本店を改装して事務センターを設置した。経営体力の強化を契機に、今後はペンチャーなどにも積極的に融資を行い、全国平均より7%低い貸出金比率を高める。コンビニの現金自動預金支払機を増設し、インターネットバンキングを拡充させて個人顧客の囲い込みを狙う。一方、次の5年で退職者を中心に職員数を約100人減らし、重複する13の店舗を閉鎖して合理化を進める。

北九州地域では山口銀行(本店、下関市)が北九州市へ経営資源を移す動きを強めており、北九州市の指定金融機関を目指す福岡ひびきの危機感は強い。同信金の古川育史理事長は「金融機関は大競争と淘汰の時代。経営資源を一つにして勝ち組に入る」と合併の意義を述べた。

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