西日本鉄道(本社、福岡市)は12日、来年3月に福岡市内3ケ所で「にしてつ保育園(仮称)」をオープンし、保育園事業に新規参入すると発表した。女性の社会進出が進み、保育ニーズが増加傾向にあることから、それらの需要に応える保育施設を認可外保育園として開設する。保育園事業に参入することで、沿線価値の向上を図り、地域に貢献する企業を目指す。
具体的には、天神大牟田線の薬院駅と平尾駅、宮地岳線の千早駅などの徒歩3分圏内の社有地に開設。月ぎめ保育のほか、一時保育や延長保育なども行う。土日も含め年中無休とするほか、営業時間を7時半~22時半(予定)と他の認可保育園よりも長く設定し、保護者の多様なライフスタイルに合わせたサービスを提供する。駅に隣接した場所に立地し、通勤途中に子供を預けることが出来る利便性の高さを売り物にする。
また、西鉄電車・バスの定期券利用者を対象とした利用料の割引などを行うほか、保育園利用者には、西鉄グループの営業施設の割引などの特典も用意する。 運営は福岡県内で保育施設の運営や保育士の派遣事業を行うテノ.コーポレーション(本社、福岡市)に委託する。保育スタッフは全員、保育士資格を有してサービスにあたるという。
売り上げ目標は年1億5000万円。将来的には他の鉄道駅やバス路線への拡大を検討するという。