スターフライヤーは7日、国土交通省に航空事業の許可を申請した。併せて羽田空港の新規優遇枠から3往復分の追加を願い出た。事業内容によれば、同社はエアバスA320型機を3機使用して、東京(羽田)―新北九州を1日12往復する。運航開始予定日は新空港が開港する2006年3月16日。
今後は航空運送事業の許可、羽田優遇枠の確定、運航管理施設等の検査という段取りになる。
スターフライヤーは同日、第六次第三者割当増資も実施した。今回の増資には新規および追加24法人が応じ、総額は21億1500万円。資本金は18億2200万円から39億3000万円となり、目標の30億円を大きく超えた。
第六次増資は、北九州で事業展開する福岡6社(九州電力、JR九州、西鉄、西日本シティ銀行、福岡銀行、コカコーラウェストジャパン)が揃って出資に応じたのが特徴だが、総額に占める割合は小さい。
出資の8割弱を占めたのは、ドールキャピタルマネジメント(米国)、りそなキャピタル、大和証券、エヌアイエフベンチャースなどの機関投資家と、地場大手の三井ハイテック。特にドールは10億円を出資して筆頭株主に踊り出た。スターフライヤーはドールから社外取締役1名を迎える。
スターフライヤーは来年3月の就航までに60億円を調達する計画だ。現在までに調達したのは北九州市の補助金10億円と福岡県の補助金8億円を加えた合計57億3000万円。金融機関からは10億円程度の融資を受ける予定だったが、借入金の負担は小さくて済みそうだ。