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デンソー、北九州製作所を生産子会社化

デンソー(本社、愛知県刈谷市)は31日、2006年4月にカーエアコンを生産する北九州製作所を分社し、100%出資の生産会社を設立すると発表した。新会社はデンソー北九州製作所(本社、北九州市)で、資本金60億円。独立した新会社にすることで今後の大規模な増産に備える。

デンソー北九州製作所は洞海湾最深部の敷地面積15万6400平米にあり、新会社はここに本社を置く。同社は従来のカーエアコンの増産に加えて、約200億円を投じて延床面積約2万平米の新工場を建設し、ディーゼル車用燃料噴射装置であるコモンレールシステムのインジェクタ部品の生産も新たに始める。新工場は2006年末の操業開始予定。

コモンレールシステムは、超高圧化した燃料を電子制御噴射することで、ディーゼルエンジンの排出ガス中の有害成分である粒子状物資と窒素酸化物の発生を抑制するための装置。ディーゼル関連の需要はもっぱらヨーロッパにあり、生産品は全量を海外へ輸出する。

北九州工業地帯では自動車工場の進出・拡張を契機に関連企業の進出が相次いでいるが、今回の投資は自動車部品企業としては雇用・金額ともにもっとも大きい。デンソー北九州製作所は現在の従業員210名を2010年までに約5倍の約1100名体制に引き上げ、320億円の売上を目指すという。

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