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宇佐市、イオンの出店を認めず

  • 2005年08月21日 22:05
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イオン九州(本社、福岡市)が宇佐市に大型店出店を計画している問題で、宇佐市の時枝正昭市長は12日、同社から提出された建設予定地の農業振興地域の除外申請を却下すると発表した。これにより、イオン九州は同市への出店ができなくなった。

イオン宇佐(仮称)は、ジャスコを核店舗とし、映画館、専門店街、約2000台収容の駐車場などで構成する郊外型の大型商業施設。2007年の開業を目指した。

宇佐市では初めてのショッピングセンターとなる予定だったが、建設予定地の同市畑田・上田地域は農業振興整備計画地域にあたり、イオンは市に計画地域の解除を申請。これを受けて市は、昨年11月に商工会議所や市消費者の会など市内の各種団体の代表24人で検討委を設け、協議を重ねてきた。

検討委はイオン宇佐の進出により地元・四日市商店街への打撃や失業者の増加などが懸念されると指摘した。大型店が進出すれば新たな雇用が生まれ、若者の定住を促すという意見もあったが、パートやアルバイトでは定着人口を支える雇用にならないと反論があった。

賛否が分かれたため、時枝市長は大型店進出の利害については判断を避け、「美しい田んぼを残す」ことを大義名分として開発を斥けた。

イオンの進出を巡っては商工会議所が「反対」、市消費者の会は「賛成」を表明し、市長の判断が注目された。イオンは隣接する中津市にイオン三光ショッピングセンターを出店している。

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