中国・大連の船会社「威蘭徳船務有限公司」がひびきコンテナターミナルへの新航路を23日に開設する。航路は同社のコンテナ船2隻を使い、週1便の頻度で博多―北九州―大阪―神戸―天津―大連―威海の各港をめぐる。関門海峡を通過するため、北九州港ではひびきと太刀浦の両方に入港する。
今回の新航路は、5月に上海―博多―北九州(ひびき―太刀浦)―徳山を週1回の頻度で往復するシムス(中国・山東省煙台国際海運公司)の定期航路が開設されたのに続いて2番目。
ひびきは運営会社の設立で難航し、開港時期が大幅に遅れたほか、当確と言われたスーパー中枢港湾の指定を逃した。今年4月にようやく開港に漕ぎ着けたものの、5月に第1便が開設されるまでは入港する船舶がなかった。しかし第1便が入港してからは順当に取扱量を増やし、今年度中にさらに中国、韓国、東南アジア航路などが開設される見込みだ。
運営会社は周囲の心配をよそに強気の計画を崩しておらず、今後の取扱量の増加を見込んで3基目となるガントリークレーンの発注を予定通り済ませた。3基目は来年秋に設置される。