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航空各社、新北九州空港の市場獲得に動く

スカイマークエアラインズ(本社、東京都)の西久保慎一社長は14日、新北九州空港への路線開設が2006年秋頃になる見通しを明らかにした。機材はボーイング737(標準200席弱)を考えているという。開港から半年遅れるのは同時期に開港する神戸空港への就航を優先するためで、同社は現時点で同社以外に参入表明のない神戸空港は市場開拓余地が大きいと見ている。

スカイマークは昨年まで新北参入に否定的だった。北九州の市場は福岡空港で取れると考えていたからだが、地元の新規航空会社スターフライヤーが新北で1日12往復の運航を計画したことが同社を方針転換させる動機となった。同社の西久保社長は「福岡と北九州の市場は重なる部分が多いが、他社が新北九州空港の発着便を多数設定してわれわれの市場を奪うのを見過ごすことはできない」と語り、競争心を隠さなかった。

一方、迎え撃つスターフライヤーは今月24日の株式総会でゼンリンの浦上博夫氏と東陶の羽田野隆士氏を非常勤取締役、第一交通産業の田中亮一郎社長を顧問として迎えると発表した。同社は昨年12月に神戸から北九州へ拠点変更で移ってきたが、当初は会社としての実体がなかった上に、堀高明社長の「特定企業に出資比率が片寄るのを避けたい」などの発言もあり、地元経済界は様子見を決め込んでいた。会社に資本と人材が入ることにより、今後は地元経済界が主導権を握るとみられる。

スターフライヤーが航空会社として立ち上がるかどうかはいまだ不透明な部分が多い。しかし、新北九州空港の存在感を抜群に高めた功績は大きい。

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