社民党の横光克彦・衆議院議員が9日、同党を離党して民主党に合流する方針を固めた。横光氏は2003年の衆院選では大分3区※から出馬し、岩屋毅氏(自民)に約1万2000票差で敗れて比例代表で復活した。このとき民主党は選挙協力区として候補者を擁立しなかった。
横光克彦事務所(宇佐市)は社民から民主への鞍替えについて、社民党の党勢は縮小の一途であること、今回の闘いは「自民」か「民主」かという二大政党選択選挙であること、小選挙区で敗れれば比例復活が難しいことなどを挙げて、「もう社民党では闘えない」と結論づけた。横光氏は福島党首らとの間で憲法論議をめぐって意見の対立もあった。
横光氏は1943年生まれ。大分県立中津北高校から北九州市立大学外国語学部へ進学。卒業後に上京して俳優となり、お茶の間の人気者になった。1993年に旧社会党の阿部未喜男氏の後継者として旧大分2区で当選。以降4回連続当選し、現在は社民党の副党首と国会対策委員長を務める。
※大分3区 別府市、中津市、宇佐市、豊後高田市、杵築市などの大分県北。