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西鉄バス北九州、ノンステップバスを導入

  • 2005年08月02日 20:17
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西鉄バス北九州が西鉄グループとしては初めて路線バスにスロープ付きの大型ノンステップバスを導入した。小倉営業所に2台配置し、北九州地区でもっとも利用者の多い小倉~黒崎・折尾線(1番系統)で運行する。

今回西鉄バス北九州が導入したノンステップバスは、国土交通省が制定した「標準仕様ノンステップバス要領」の適合車種。同省の「公共交通移動円滑化設備整備費補助制度」により、車両購入の際は国と北九州市から標準車両価格との差額に対して補助金が出る。

このバスの特徴は、床面を低くし、バス乗降時の段差(ステップ)をなくしたことにある。また、「ニーリング装置」と呼ばれる地面からバス床面までの高さを調整する装置が付いており、乗降口側のみを低くすることも可能だ。

車内の握り棒の色をオレンジ色とするなど、視覚障害者にも優しい。西鉄の大型バスとしては久しぶりに4枚折り戸ではない、中ドアが引き戸のバスになる。

もともと西鉄はノンステップバスの導入には懐疑的だった。国土交通省が2000年11月に施行した交通バリアフリー法により、バス事業者が新車両を購入する際はノンステップバスかワンステップバスのどちらかを導入する必要があったが、西鉄は車内に段差ができるノンステップバスを嫌い、ワンステップバスを好んだ。乗降りの際にたとえステップが一段増えたとしても、車内に段差のないワンステップバスのほうが車内事故を防げると考えたからで、ノンステップバスは2台導入したにすぎない。

そのノンステップバス2台も、当初こそ一般路線に投入したものの、そののち福岡空港の国内線ターミナルと国際線ターミナル間の連絡バスに移され、現在は一般路線用ではない。西鉄はいまや低床化ではもっとも遅れた事業者になった。

一方、西鉄系列でバス車両の車体部分を製造する西日本車体工業(本社、北九州市)は、バスの低床化に積極的だった。同社が生産する中型バスをベースにホイールベースを長くした大型バスは、車両価格を割安に抑えたこともあり、関東地区の事業者の多くが導入し、ヒット商品となった。

ノンステップバスの車両価格は割高だが、運行する自治体の補助金制度なども確立されており、西鉄グループは今回の大型ノンステップバス利用者の反応をみて、今後の導入を検討する。

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